よかろうもんブログ

「お友達価格」を相手から要求されたという不思議な話。

   

先週書きました、

ウェブサイトの修正を依頼してくる→費用がかかることを伝える→「じゃあいいです」

こちらのエントリー。
1週間ほどで700を超える「いいね!」を頂きました。
全てが賛同というわけではないと思いますが
まずはお読みいただけたことに感謝です。
有難うございました。

このエントリーで私が言いたかったのは
「人を動かすのにお金がかからないと思うこと自体が理解できない」ということなのですが
そのことを考えているうちに、数年前のある出来事を思い出しました。

 

ある日、飲み屋で知り合った自営業の男性から電話がありました。

 

「ホームページを作ってもらいたいんだけど、『お友達価格』でいくらするの?」

 

彼には、私がウェブ関連の仕事をしていることは伝えてましたし
名刺交換して連絡先も教えていたんですが
いきなりのこの内容の電話に驚きました。

 

彼が「お友達」であるかどうかは別として
頼む側が「お友達価格」と言うことに違和感を覚えました。
知り合いや知り合いの知り合いに仕事を依頼されたときに
少し値引きすることはありますが
それはあくまでこちら側で判断することだと思ってましたので。

 

彼は「人を動かすのにはお金がかかる」ということは
多少理解していたのだと思いますが
ハナから「お友達価格」という言葉を持ち出して
(実質)値引きを要求してきたことは、正直不快でした。

 

相手が「お友達」であっても、やる仕事に違いはないんですよね。

 

最終的にはこの話は流れてしまったのですが。

 

この手の話はウェブ関連の人よりも
デザイナーさん、イラストレーターさんに多いんではないでしょうか。
「安くデザインして!」とか「タダでイラスト描いて!」とか。

 

このスキルを身につけるまでにかかった期間やお金、
使っているパソコンやソフトの費用のことなど
頼む側からすると知ったこっちゃないでしょうし、
私自身もそういうのを前面に押し出したいとは思わないんですが
依頼相手の仕事に対して少しは理解しようとする姿勢を見せて欲しいなあと思うのは
私のわがままなのでしょうか。

 - 雑文 ,