よかろうもんブログ

一緒に働きたいWebデザイナー、一緒に働きたくないWebデザイナー

   

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今の仕事で、新たに3人のWebデザイナーと出会いました。
それぞれスキルに特徴があり、とても優秀なデザイナーたちです。

ただ、世の中には優秀でないWebデザイナーも数多くいるわけでして…

 

これまで私がWebプロデューサー、Webディレクターとして
一緒に仕事をしてきたWebデザイナーはかなりの数になりますが、
彼ら、彼女らを【一緒に働きたくないタイプ】【一緒に働きたいタイプ】に分けるとすると
両タイプはまさに紙一重だなと。

 

●勝手に内容を変えるWebデザイナー

昔、こんなことがありました。
新規で立ち上げるページの制作をあるWebデザイナーに担当させたところ、
ワイヤーフレームとは一部異なったもの(写真の配置が違ってました)が出てきました。
理由を尋ねたところ、
「これ(自分が制作したもの)のほうが格好いいと思ったので変えておきました。」と。
さらに「○○さん(先輩のデザイナー)も良いって言いました。」と続けられ、閉口した記憶があります。
仮に、制作指示が十分なものではなかったとしても、
アイディアがあるのならせめてミーティングのときに提案してくれればいいのに、と。
いざ作り始めて、閃いたんでしょうね。
【一緒に働きたくないタイプ】です。

しかしこの「勝手に内容を変えるWebデザイナー」が
黙ってディレクターのミスをフォローしてくれることもあったりします。
その行為自体に是非はあろうかと思いますが、
必要以上にディレクターのミスに騒がず、何事もなかったかのように制作を進めてくれるデザイナーは
【一緒に働きたいタイプ】です。

 

●質問ばかりするWebデザイナー

ウェブサイトの制作中、疑問点が出てくるたびに質問してきたWebデザイナーがいました。
その回数が1日に数十回となることもザラだったのですが
自分勝手な判断で進められることに比べると、遥かに素晴らしいことだと思います。
私自身、Webデザイナーには、疑問点は必ず質問するように言ってますので
こういうWebデザイナーは【一緒に働きたいタイプ】です。

しかしこの「質問ばかりするWebデザイナー」にも色々ありまして、
同じことを何度も聞いてくるWebデザイナーもいました。
「こないだ説明したでしょ?」とも言いにくいですし、
そもそも私の伝え方に問題があったかもしれないということで私も根気強く答えていましたが
せめてメモを取るくらいはして欲しかったなと…。
紙一重で【一緒に働きたくないタイプ】です。

 

【結論】

あれこれ勝手なことを書きましたけど、結局【一緒に働きたいWebデザイナー】ってのは
“ディレクターの指示をキッチリと守って、且つディレクターのフォローもしてくれる、
スキルの高いWebデザイナー”だと思うんですよね。

しかし実際にはそういうWebデザイナーが多数いるとは思えず、
いわゆる“普通のWebデザイナー”と一緒に働く、というケースが大多数なのだと思います。
であれば、まず大切なのは“WebディレクターとWebデザイナーのコミュニケーション”でしょう。
普段からきちんとコミュニケーションが取れていれば
「勝手に内容を変えられたり」「同じ質問ばかりされたり」することもなくなるでしょう。

この“WebディレクターとWebデザイナーのコミュニケーション”については
もっと語られても良いと思うのですが。

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