よかろうもんブログ

「上下関係」を必要以上に愚痴るのは、能無しの下っ端じゃなかろうか。

   

今日のお昼前、ふとこんなことを思いました。

偶々、「上下関係」に関するエントリを2本読みまして、何かもやもやした気持ちが残ったんですよね。

 

「上下関係」の話と言えば、ジャイアンツの高橋由伸が慶應時代、上級生になったときに
それまで存在していた部内の無駄な上下関係をなくしたという有名な話があります。

この話、きちんとしたソースが見つからずに困っているのですが(笑)、
方法自体は、上下関係をなくすには一番確実なものだと思います。
自分が上の立場になったらやめりゃいい、それだけの話です。
確かPL時代の桑田にも同じようなエピソードがあったはずです。

 

「踊る大捜査線」で和久さんが言ってました。

正しい事したければ偉くなれ。」って。

 

高橋由伸も桑田も、偉くなったわけではないですが、
影響力を与えられる立場になったから、行動に移したわけですよね。

 

まあ、体育会の上下関係はかなり特殊で理不尽なことも多いです。
度を過ぎたものは、はっきり言って不要です。
それを無くそうと行動に移すこと自体が色々と難しい中
実際に行動に移せるのは立派だと思います。

 

企業での「上下関係」だって、理不尽なものは不要でしょう。
「○○ハラスメント」と呼ばれるようなものは許されるべきじゃないですし、
社員の精神を病むようなことも、絶対にあってはなりません。

ただ、同じ「上下関係」でも
待ち合わせ時間(早めに集合させられる)や、飲み会でのお酒の酌を例に挙げて
上下関係の確認が云々、というのは筋が悪い。
そもそもそれらが上下関係と関係あるかも微妙ですし。

もしそういうのが必要ないと思えば、
下の立場から騒ぐんじゃなく、上の立場になってからやめりゃいいだけです。
まさに「正しいことがしたければ…」です。
それが難しいなら、自分で理想的な組織を作ればいい。
行動に移せないなら、ワタミにでも行って飲みながら愚痴ってろ。

 

思うに、「上下関係ガー」って必要以上に騒ぐ人って、
「上下関係」の「下」に扱われることが個人的に許せないというだけでしょ?
早く変なプライドを捨てて、自分の置かれているポジションを自覚したほうがいいですよ。
若くたって一目置かれる存在になれますから
「下に扱われる」のは年齢とは限らないですよね。

 

まあ、私の経験だけで言うなら、
上下関係を必要以上に意識するのは
頭でっかちで口だけご立派な、自らを「プロデューサー」と称する人間に多い気がします。
この手の人だって、能力が高けりゃ若くたって「下」に扱われないですから
「下」に見られてる時点で…ねえ?
能力が足りないくせに自分を大きく見せたいから、「下」に置かれることを拒むんでしょ。小さいなあ。

 - 雑文