難読地名に魅せられて。
これは面白い取り組み。
「穴栗(あなぐり)」「穴粟(あなあわ)」などと誤記された郵便・宅配物が後を絶たない兵庫県宍粟(しそう)市が、表記を間違えた送り主に正しい読み方を書いた手紙を送る取り組みを始めた。手紙は市のマスコットキャラクター「しーたん」からとして、自然豊かな地元の魅力なども伝えて「しそう」をPRする。
市は平成24年度から、難読を逆手に取ったCMコンテストを開催。読みにくさを生かして地元をPRするイベントに着手してきたが、いまだに市名を「穴栗」「穴粟」などと誤記した郵便・宅配物が届くという。
事業名は「しーたんからのお便り大作戦」。送る手紙は裏表1枚で、表面は「読めますか? おぼえてください!」との見出しで始まり、地元の魅力を訴えて来訪を呼びかける内容。裏面には送り主の誤記部分を載せ、「正しくは宍粟市です!」と重ねて正しい表記をPRする。
難読に興味のある私も、この宍粟(しそう)市は知らなかった。
難読の上に、字がややこしい。
「栗(くり)」と「粟(あわ)」は間違えがちですもんね。
さすがに「穴」と「宍」は間違えないと思いますがw
※宍戸錠→穴戸鍵(あなとかぎ) というネタも昔ありましたが。
まあ、こういった難読地名はどこにでもあるものです。
今日は私の出身地、福岡県の難読地名をご紹介。
まずは難読地名界、定番中の定番。
雑餉隈
正解は「ざっしょのくま」。
ソフトバンク創業の地とも言われています。
(Wikipediaより引用)
次は私の母校のすぐそば。
菜園場
一見簡単そうですが、正解は「さえんば」。
「さいえんじょう」ではありません。
菜園場といえば、こういう話もあるのですね。涙。
駅名だって難読です。
こちら、日豊本線の福岡県内にある駅名。
小倉 – 西小倉 – 南小倉 – 城野 – 安部山公園 – 下曽根 – 朽網 – 苅田 – 小波瀬西工大前 – 行橋 – 南行橋 – 新田原 – 築城 – 椎田 – 豊前松江 – 宇島 – 三毛門 – 吉富
こくら – にしこくら – みなみこくら – じょうの – あべやまこうえん – しもそね
までは読めてもそれ以降、難読が続きます。
(いきなり、「おぐら」と読んじゃうとほぼ全てが難読駅名になりますが…)
正解は
くさみ – かんだ – おばせにしこうだいまえ – ゆくはし – みなみゆくはし – しんでんばる –
ついき – しいだ – ぶぜんしょうえ – うのしま – みけかど – よしとみ
です。
※ちなみに、宮崎県に行きますと「新田原」は「にゅうたばる」です。
子供のころに、当たり前のように読んでいた駅名も
改めて見てみると、かなり難読だなあと思った次第です。(小並感)
↓この本、面白そう。