よかろうもんブログ

SEOとは「ユーザーを思う気持ち」のこと。

   

(ご注意)タイトルでお分かりだと思いますが
本エントリーにはSEOのテクニック的なことは全く書かれておりません。
誤ってこのページに来てしまった方はお戻りください。

昨日、こういう記事を読みました。

効果ゼロ、違約金を無心…悪徳SEO業者を告発する

一口で言うと「詐欺」の話です。当然、騙すほうが悪い。
では騙された方は悪くないのか?というと、どうなんでしょうねえ?

SEOとは以下の通り。(上記ページより引用)

 SEOとは、言うまでもなく「Search Engine Optimization=検索エンジン最適化」の略だ。一般的には、「ある特定のキーワードを検索したとき、検索結果の上位に自社サイトを表示するためにサイトを最適化する技術」と認識されているが、それ以外にもWebページの機能を向上させ、自社サービスの購買につなげるためのさまざまな仕組みを実践することを総合的に指す概念だ。

詐欺にあった人たちは「せっかくホームページを作ったのに検索順位が低くて誰にも見てもらえない。
検索順位を上げたらホームページを見てくれる人が増えるはず!」ということで業者にSEOを依頼したと思うんです。
SEO業者のウェブサイトには、それはそれはすぐに効果が出るようなことが書いてあって、こりゃ楽しみだってことで。

甘いよ。

もし仮に、簡単に検索順位を上げることが出来るとしましょう。
検索上位に上がったサイトは、対策を施した他のサイトにも簡単に抜かれてしまうということですよ。
こんな理屈、少し考えれば分かるはずなんですけど、
SEO業者からの電話営業が激しくて思考停止に陥っちゃってるんでしょうね。

だいたい、電話営業するSEO業者って…ねえ(苦笑)

 

少し前に読んだ記事が、良いヒントを与えてくれます。

ユーザーのためが最強のSEO!nanapiのSEOで何をしているか

このページに「いいコンテンツをつくるのが最強のSEO」と書いてあります。
最強かどうかは分かりませんが、良質なコンテンツ作成はかなり効果のあるSEOであることは間違いないです。
SEOとかキーワードとか小手先のテクニックのこととか考えず、ユーザーだけに向けたコンテンツをただひたすら作り続けることが
結果的に検索エンジンに評価されるのだと思います。
そこが十分に出来ていないのに、小手先のテクニックを施したところで検索エンジンに評価されるわけがありません。

そして十分なコンテンツが揃ったところで、正しいSEOをやるべし、ということを上の記事では言いたいのだと思います。

ですから「せっかくホームページを作ったのに検索順位が低くて誰にも見てもらえない。
検索順位を上げたらホームページを見てくれる人が増えるはず!」と思っている人は
まずはウェブサイトの各ページを見直すところから始めましょう。
ユーザーにやさしい表現になっていますか?
ユーザーにとって、ナビゲーションは分かりやすいですか?
そしてユーザーに対し、十分なコンテンツを揃えられていますか?

これらの“ユーザーを思う気持ち”も、貴方が気にする「SEO」ですよ。

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